絶好のチャンス
「まさに“神風”だ。首相はついている」(自民ベテラン議員)。小沢一郎氏の秘書が逮捕されたこの日、がけっぷちに追いやられていた自民党員からは、好機到来と見る声が一気に広がった。
中堅議員からも「首相は衆院解散に絶好のチャンスと考えているのではないか」との声が。内閣支持率が10%前後に低迷し、解散のタイミングを逃しつつある麻生太郎首相(68)。ライバル民主党の巨大な“失策”を捕らえ、一気に解散、総選挙で“小沢つぶし”を図る、との見方だ。
ただ、西松建設OBが代表を務める政治団体からの献金先には自民党有力者の資金管理団体などもあるとされ、「チャンスであるのは間違いないが、自民党議員側に飛び火しないか」(参院幹部)との懸念も。細田博之幹事長(64)は「事実は司直の手で今後明らかになる。コメントは控えたい」と静観する構えだ。
政治評論家の有馬晴海氏も、自民党に捜査が飛び火する可能性を指摘。総選挙の時期については「4月はないと見ている」とした。総選挙が早まれば、今回の逮捕劇が「自民党が仕組んだと思われるマイナス面も出てくる」というわけだ。
いずれにしても、民主党への大打撃は避けられず「小沢氏は代表をやめざるをえない」と有馬氏。民主党は代表選を行って“新たな顔”を選び、一方の自民党も麻生総裁で闘えるのかどうか「(自民と民主の)お互いが、この状況を見極めた上で勝てる戦略を組み直さないといけない」と強調した。
SANSPO.COM
影の力って怖いですよね
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