優勝で年俸倍
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成績が伴えば伴うほど、年俸にはね返る。球団はブラウン監督を鼓舞する“ニンジン契約”を結ぶことを決めた。来季はこれまでと同額の基本年俸40万ドル(推定)。4000万円プラス出来高の1年契約で合意に達しているが、新球場元年となる来季優勝の期待を込め、破格の出来高条件を設定した。
優勝できなくても、Aクラス入りすれば、再来年以降の契約も更新される。再来年は年俸60万ドルプラス出来高にアップする。松田オーナーは「優勝すれば(基本年俸の)倍にはなる。日本一になったら、さらに増える。それは当然のことだと思う」と“大盤振る舞い”を確約した。
リーグ優勝すれば、ベースの基本給の倍額となる80万ドルの報酬がブラウン監督に支払われる。さらに日本一になると、倍額以上の100万ドル超がご褒美の総額となる見込みだ。
一時は中断していたブラウン監督との契約交渉も代理人側が権限強化要求を取り下げ、合意に達し、現在、契約の細部を詰めている段階。24日に球団は代理人側から回答のあった草案をチェックし、25日に正式契約を結ぶ段取りとなった。
ブラウン監督自身は広島市内に滞在しており、25日には市内の球団事務所を訪れ、契約書にサインすることが可能だ。松田オーナーは「契約したらすぐ、その日に宮崎に行けるようにしたい」と話しており、契約後に記者会見を開く。そのまま当日の広島西空港からの航空機で宮崎へ移動し、同日が初日の日南秋季キャンプに合流する。
契約交渉が難航した際には、日南秋季キャンプ合流が大幅に遅れることも想定されたが、その懸案も解消された。
新球場元年となる来季は最低限12年ぶりのAクラス入りが至上命令となっている。それより、プロである限り、Aクラスと言わず、優勝を目指すのは当然のこと。フロントとしては優勝により最大の報酬が得られる『おいしいインセンティブ』をブラウン監督の鼻先に突きつけた格好だ。そのにおいに敏感に反応し、闘志を高める指揮官が勝負の4年目に挑む。
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