本社機能移転
大手化学メーカー・石原産業(大阪市)の織田健造社長は18日、三重県に対し、同県四日市市の四日市工場での一連の不正の再発防止策として、管理強化のため本社機能の一部を同工場へ移転させることの具体的な検討に入ったことを明らかにした。移転時期は明確にしなかったが、既に労働組合とも協議を始めており、7月中には移転計画をまとめるという。
この日行われた県による工場調査で、現状説明の中で触れた。織田社長は「社員全員が四日市に勤務はできない。雇用を確保することを前提にしたい」「登記上の本社は大阪のままにしたい」などとと述べた。
今回の問題の背景に本社と四日市工場の連携の悪さが指摘されている。住民や四日市市議から本社機能を移転し工場管理を徹底するよう、要望があった。
このほか、5月14日の一連の不正公表後に、火災の隠ぺいなど事故が5件起きていることから、今月30日から20日間かけ、工場施設の操業を順次停止し、総点検する方針も明らかにした。【清藤天】
毎日新聞
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